【2025年最新版】Midjourney使い方完全版｜AIイラスト生成のプロのコツ7選

「Midjourneyでイメージ通りのAIイラストが作れない…」「プロンプトがうまくいかない…」と悩むあなたにとって、Midjourneyを使いこなすことは、クリエイティブの質と効率を飛躍的に向上させる最も重要な一歩です。

この記事では、Midjourneyの基本的な使い方から、プロが実践する高品質なAIイラスト生成の具体的なコツや応用テクニックを2025年最新版として完全網羅しています。

• MidjourneyでWebデザインに活用できるAIイラストを生成するための基礎知識と手順
• イメージ通りの高品質AIイラストを安定して作成するプロのプロンプト術と調整テクニック
• デザイン業務の効率化と差別化を実現する、Midjourneyのビジネス活用法と注意点

Midjourney活用AIイラスト生成力の向上

Webデザイナーにとって、Midjourneyを使いこなしAIイラストの生成力を高めることは、競争が激しい現代のクリエイティブ業界で成功するための決定的な鍵となります。

Midjourneyの機能を最大限に引き出し、プロレベルのAIイラストを安定して生成するスキルは、あなたの創造性を形にする強力な武器となり、仕事の幅を広げます。

Webデザイナー必見Midjourneyの可能性

Midjourneyは、Webデザイナーであるあなたにとって、単なる画像生成ツール以上のクリエイティブな表現と生産性を向上させる大きな可能性を秘めています。

イメージしたビジュアルをゼロから迅速に生成でき、写真素材の選定やイラスト制作にかかっていた時間を、例えば従来と比べて半分以下に削減可能です。

これにより、デザイン業務の効率化を実現し、企画やコンセプトワークといったより重要なタスクに集中できる時間が増えます。

Midjourneyを使いこなすことで、あなたのWebデザインに他社にはない独創的なビジュアルを取り入れ、作品の魅力を飛躍的に高めることができます。

プロ品質AIイラストを実現する戦略

プロ品質のAIイラストを実現する戦略とは、Midjourneyの基本操作だけでなく、あなたの意図を正確にAIに伝えるための高度なプロンプト構築と、詳細な画像調整テクニックを習得することを指します。

具体的には、キーワードの選び方や文法の使い方、特定の要素を排除する「–no」コマンドの活用が重要です。

これらのテクニックを組み合わせることで、あなたが描く理想のイメージに限りなく近い、洗練された高品質な画像を生成できます。

継続的な学習と実践を通してこれらの戦略を身につけることは、AIイラスト生成において、他のクリエイターと差別化できるあなたの強力な武器となるものです。

Midjourneyを始める2025年最新ガイド

MidjourneyでAIイラスト生成を始めるなら、正しい手順でスタートすることが最も重要です。

最初の設定を適切に行えば、あなたはすぐにプロンプトを入力し、想像力を形にする世界に飛び込めます。

アカウント登録Discordサーバー参加手順

Midjourneyは、Discord上で動く画像生成AIサービスです。

そのため、利用を始めるにはまずDiscordのアカウント登録と、Midjourneyの公式サーバーへの参加が必要です。

Discordの公式サイトへアクセスし、アカウントを登録します。

登録は、メールアドレスとパスワードを設定し、メールアドレスの認証を行うことで完了します。

その後のステップは、招待リンクからMidjourneyサーバーへ参加するだけです。

ステップ	内容
1	Discordアカウントの作成
2	メールアドレスとパスワード設定
3	メールアドレス認証を完了
4	Midjourney公式サーバーへの参加

これらの手順でMidjourneyの利用準備が整います。

Midjourney有料プラン契約の方法

Midjourneyは現在、無料版の提供を停止しており、画像生成には有料プランの契約が必須です。

利用状況に合わせて選べる、いくつかのプランが用意されています。

DiscordのMidjourneyサーバー内で、『/subscribe』コマンドを入力すると、サブスクリプションのページにアクセスできるリンクが表示されます。

ここでは、『Basic Plan』や『Standard Plan』など、利用時間に合わせたプランを選択できます。

プラン名	特徴	料金目安（月額）
Basic Plan	月3.5時間の高速GPU時間、基本的な画像生成が可能	10ドル
Standard Plan	月約15時間の高速GPU時間、ステルスモード利用可能	30ドル
Pro Plan	月約30時間の高速GPU時間、商用利用向け機能が充実	60ドル

自分の生成頻度や利用目的に合ったプランを選び、契約を完了させてください。

基本コマンド/imagineでAIイラスト生成

MidjourneyのAIイラスト生成は、『/imagine』コマンドとプロンプトの入力から始まります。

これはあなたのアイデアを画像として具現化するための出発点です。

Midjourneyサーバーのチャット欄で『/imagine』と入力すると、プロンプト入力欄が出現します。

ここに『A futuristic city at sunset, neon lights, flying cars, cyberpunk style』のように、生成したい画像の具体的な内容やスタイルを英文で記述してください。

項目	内容
コマンド	/imagine をチャット欄で入力
プロンプト	A futuristic city at sunset, neon lights, flying cars, cyberpunk style
ポイント	イメージを具体的に描写する

プロンプトを送信すると、Midjourneyが瞬時にあなたの指示を解釈し、4枚の画像を生成します。

主要コマンド/settings/blend/describeの活用

Midjourneyには、生成するAIイラストをより細かくコントロールするための多様なコマンドが存在します。

『/settings』、『/blend』、『/describe』は、特に表現の幅を広げる上で重要です。

これらのコマンドは、チャット欄に直接入力して使用します。

例えば、『/settings』は画像生成のモデルバージョンやクオリティ設定を調整する画面を表示し、『/blend』はアップロードした2枚から5枚の画像を組み合わせて新しい画像を生成します。

コマンド	役割	使用例
/settings	画像生成設定の調整	モデルバージョン、スタイル、クオリティの変更
/blend	複数の画像を合成し新しいイラストを作成	アップロードした2〜5枚の画像を組み合わせる
/describe	既存画像からプロンプトを生成	イメージに合うプロンプト作成のヒントを得る

これらのコマンドを使いこなすことで、あなたはよりイメージに近いAIイラストを効率的に生成できるでしょう。

プロが実践する高品質AIイラスト生成のコツ7選

Midjourneyで想像を現実にするには、プロンプトの構成力が最も重要です。

質の高いAIイラストを生成するために、プロが実践する具体的なコツとテクニックをここでご紹介します。

プロンプト構築基本原則キーワード選定

プロンプト構築におけるキーワード選定とは、生成したい画像イメージをAIに正確に伝えるため、適切な単語やフレーズを選び出す技術です。

言葉ひとつでAIイラストの完成度が大きく変わるため、その選び方が作品の質を決定します。

キーワードを工夫することで、単なる指示ではなく、具体的な描写が可能になります。

例えば、単に「花」と入力するだけでなく、「満開のバラ、朝露に濡れた、逆光、温かい光」のように具体的に表現することで、よりイメージに近い高品質な画像を生成できます。

あなたはこれらの組み合わせを意識して、プロンプトを構築していく必要があります。

要素	説明	例
主題	メインとなる対象物	美少女、猫、高層ビル
状態・行動	対象物の様子や動き	微笑む、座る、飛ぶ
環境・背景	シーンの場所や状況	森林、都市、宇宙
スタイル	画風や表現方法	アニメ調、油絵風、リアル
詳細	色、質感、光、アングルなど具体的な要素	青い瞳、絹のような髪、夕焼け

あなたのアイデアを最大限に引き出すためには、キーワードを多角的に選び、Midjourneyに正確な情報を与えることが大切です。

効果的な構文と文法プロンプト重み付け

プロンプトにおける構文と文法とは、AIが画像を生成する際の指示の組み立て方であり、プロンプト重み付けとは特定のキーワードに対するAIの解釈度合いを調整する機能です。

これらのテクニックを駆使することで、あなたの意図をより細かくAIイラストに反映させます。

Midjourneyでは、二重コロン「::」を使用することで、単語やフレーズごとに重み付けを設定できます。

例えば、「cat::2 dog::1」と入力した場合、「cat」の要素が「dog」の2倍の比重でAIイラストに反映されます。

これにより、複数の要素を含むプロンプトでも、あなたが重視する要素を際立たせたイラストを生成できるようになります。

また、カンマで区切ることで、プロンプトの各要素をAIが別々に認識しやすくなるため、より複雑な指示も可能にします。

構文要素	説明	使用例
カンマ (,)	要素の区切り、明確な指示	beautiful, sunset, city view
二重コロン (::)	プロンプトの重み付け、重要度調整	golden::2 hour::1 light
丸括弧 ()	強調、グループ化 (古いバージョン)	(dreamy atmosphere)
角括弧 []	置き換えプロンプト (古いバージョン)	[apple|orange] tree

あなたが生成したいイメージをAIに正確に伝えるため、構文と重み付けを効果的に利用することが重要です。

–noコマンド不要な要素排除テクニック

--noコマンドは、Midjourneyの画像生成において、プロンプトで指定した特定の要素をAIイラストから排除するネガティブプロンプトの機能です。

これを用いることで、あなたが意図しないオブジェクトや雰囲気を生成させないようにコントロールします。

このコマンドを活用すると、例えば「青い海辺の風景、--no boat」と入力すれば、風景の中にボートが現れることなく、純粋な海辺の景色が生成されます。

あなたが求める明確なイメージに近づけるには、不要な要素を効果的に排除することが不可欠です。

コマンド	機能	使用例	生成結果
--no	特定の要素の排除	forest,–no tree`	木のない森林のイメージ
--no	不要な色の抑制	apple,–no red`	赤くないリンゴのイメージ
--no	特定の雰囲気を避ける	portrait,–no sad`	悲しい表情ではないポートレート
--no	テキストの出現を防ぐ	abstract art,–no text`	文字を含まない抽象画

--noコマンドを適切に使用することで、あなたはMidjourneyで、よりあなたの意図に沿った高品質なAIイラストを生成できるでしょう。

美少女風景抽象画ジャンル別生成術

AIイラスト生成におけるジャンル別生成術とは、美少女、風景、抽象画など、特定のジャンルのAIイラストを効率よく、かつ高品質に生成するための特化したプロンプトの知識と技術です。

ジャンルごとに適切なアプローチを知ることで、あなたは目指す表現にスムーズに到達できます。

例えば、美少女イラストの場合、目の色、髪型、服装、表情、背景といった詳細な要素をプロンプトで具体的に指定すると、イメージに近い結果が得られます。

風景画では「朝焼けの山々」「霧深い森」のように時間帯や天候、光源を指定し、さらに奥行きや遠近感を表現する言葉を加えることで、魅力的なAI作品が完成します。

抽象画では「幾何学的パターン」「流れるような曲線」「鮮やかな色彩」といった言葉で構成することで、あなたのアイデアを形にします。

ジャンル	プロンプトのポイント	使用例
美少女	髪の色、瞳、服装、表情、背景を詳細に	a cute girl with long silver hair, blue eyes, wearing a gothic dress, intricate details, shy expression, blooming cherry blossoms in the background
風景	時間、天候、光、遠近感、場所を具体的に	a serene morning mist over a tranquil lake, soft sun rays penetrating the fog, distant mountains, deep focus
抽象画	形、色、質感、雰囲気を言語化	abstract art, swirling cosmic dust, vibrant purple and gold hues, flowing lines, dreamlike, digital painting

各ジャンルの特性を理解し、あなたに最適なプロンプトを選ぶことが、高品質なAIイラスト生成の鍵となります。

スタイル指定作品に独自性を加える

AIイラストにおけるスタイル指定とは、生成される画像の画風や雰囲気、芸術的な表現方法を意図的にコントロールするテクニックです。

これにより、単なるイメージの具現化に留まらず、あなたの作品に唯一無二の独自性を付加します。

Midjourneyでは、「in the style of [アーティスト名]」や「photorealistic」、「anime style」などのキーワードをプロンプトに加えることで、多種多様なアートスタイルを再現できます。

例えば、「ゴッホ風」や「浮世絵風」といった具体的な画家名やアートムーブメントを指定すれば、AIはそれを学習して作品に反映します。

また、「フォトリアル」と指定すれば、まるで写真のような写実的なAI画像を生成します。

スタイルカテゴリ	特徴	使用例
アートスタイル	有名な画家や芸術運動の模倣	in the style of Van Gogh, Art Nouveau
表現手法	写真のような写実性、アニメ・漫画調	photorealistic, anime style, comic book art
雰囲気・効果	明るさ、色合い、質感	cinematic lighting, pastel colors, grunge aesthetic
素材・媒体	特定の画材や素材を模倣	oil painting, watercolor, pencil sketch

スタイル指定は、あなたが描きたい世界観をより深く表現し、生成するAIイラストにプロフェッショナルな仕上げをもたらす重要な要素です。

パラメーター活用による高度な画像調整

Midjourneyにおけるパラメーター活用とは、--ar（アスペクト比）や--v（バージョン）、--seed（シード値）など、プロンプトの補足として付加する設定値を用いて、AI画像生成の細部を高度に調整する技術です。

これらのパラメーターを適切に操ることで、あなたは生成結果をより精密にコントロールできます。

たとえば、--ar 16:9と指定すれば、映画のようなワイドスクリーン比率のAI画像を生成できます。

また、--seed 1234のように特定のシード値を指定すると、同じ構図やテイストの画像を再生成することが可能です。

--style rawを用いると、AIの解釈を抑え、よりプロンプトに忠実な、未加工に近いイメージが得られます。

これらのパラメーターは、あなたが求める理想のAIイラストに近づけるための強力なツールです。

パラメーター	説明	効果	使用例
--ar	アスペクト比（縦横比）の指定	AI画像の縦横の長さを変更し、構図を調整	--ar 16:9
--v	Midjourneyのバージョンを指定	AI画像生成モデルの世代を選択し、画質や特性を変える	--v 6.0
--seed	シード値の指定、AI画像の安定化	同じ構図や要素を再生成しやすくする	--seed 12345
--style	AIのスタイル適用度合いの調整	プロンプトへの忠実度やAIの創造性を調整	--style raw
--chaos	結果の多様性（カオス度）の調整	生成されるAI画像のバラつき度を変更	--chaos 50
--iw	画像重み付け、参照AI画像の影響度	image promptを使用する際の、参照AI画像の優先度を調整	--iw 0.75

これらのパラメーターをあなたのプロンプトと組み合わせることで、あなたが望む表現をより正確に実現し、AIイラストの品質を飛躍的に向上させることができます。

生成イラストをさらに磨くブラッシュアップ術

生成AIイラストをさらに磨くブラッシュアップ術とは、Midjourneyで一度生成されたAI画像を、より理想的な完成度へと引き上げるための後処理や調整のテクニックです。

あなたはこれらの手法を用いることで、単に生成された画像から作品へと昇華させることができます。

例えば、「U」ボタンでのアップスケール機能を使ってAI画像の解像度を高め、細部のディテールを鮮明にします。

また、「Vary (Strong)」や「Vary (Region)」などのバリエーション機能を用いると、全体の雰囲気を維持しつつ、特定の要素を修正したり、変化を加えたりできます。

特に「Vary (Region)」では、AI画像の特定範囲を選択して、その部分だけを再生成することが可能です。

これにより、あなたは完璧に描かれなかった部分だけをピンポイントで修正し、全体の品質を高められます。

機能	説明	効果	活用シーン
アップスケール	生成AI画像の解像度向上	細部のディテールを鮮明にし、高画質

Midjourneyが描く創造とビジネスの未来

Midjourneyは、あなたのクリエイティブな可能性を広げ、ビジネスに変革をもたらす強力なツールです。

AIイラストの著作権商用利用の注意点

AIイラストの著作権は、その利用方法や生成条件によって解釈が異なります。

Midjourneyで生成した画像の商用利用を考えている場合、プラットフォームの利用規約と関連法規を正確に理解しておく必要があります。

特に、Midjourneyの有料プラン契約者は生成した画像を商用利用できます。

無料版や試用期間中には利用範囲に制限があるため、現在の利用プランを確認しましょう。

項目	説明
Midjourneyの利用規約	有料プランのユーザーは生成した画像を商用利用できます
日本の著作権法	AIが生成した画像そのものには、原則として日本の著作権法上の著作物としての権利は認められていません
既存作品との類似性	AIが学習したデータに含まれる既存の著作物に酷似する画像を生成した場合、著作権侵害となる可能性があります
商用利用の判断	制作物が最終的に商用目的で利用されるかどうかで判断し、利用規約に従う必要があります

ご自身の生成物が著作権侵害にあたらないか、常に注意を払い、既存の著作物との類似性がないか確認することが大切です。

Midjourneyが広げるクリエイティブ表現

Midjourneyは、あなたの想像力を具体的なビジュアルとして表現する新たな可能性を開拓します。

これまで数日かかっていたイラスト制作も、Midjourneyを使えばわずか数分で何百ものバリエーションを生成できる場合があります。

Midjourneyの登場により、これまで表現することが困難だったアイデアやコンセプトを、瞬時に形にすることが可能です。

クリエイティブ表現の領域	具体的な効果
デザイン素材の創出	既存のデザインに合うテクスチャ、パターン、背景画像を素早く生成します
アイデア出しの促進	プロンプトから多様なイメージを生成し、新しいデザインやコンセプトの着想を助けます
ストーリーテリング強化	物語の場面やキャラクターデザインのバリエーションを迅速に作り、視覚的な魅力を高めます
マーケティング効率向上	広告バナーやSNS投稿用の高品質な画像を短時間で作成し、ブランドのメッセージを強力に伝えます

Midjourneyは、アーティストやデザイナーだけでなく、あらゆるクリエイターにとって表現の幅を広げ、作品制作のプロセスを革新するツールとなります。

よくある質問（FAQ）

まとめ

Midjourneyの使いこなしは、あなたのクリエイティブを次のレベルへ押し上げる決定的な鍵となります。

この記事で紹介した知識と技術は、Webデザイナーであるあなたがイメージ通りの高品質なAIイラストを効率的に生み出すためのスキルアップの道筋を示しています。

このガイドで習得できる主要なポイントは次の通りです。

• Midjourneyの基本的な導入からDiscord連携までの手順
• プロンプトのキーワード選定、重み付け、--noコマンドといった実践的なテクニック
• 美少女や風景などジャンル別のAIイラスト生成術や高度なパラメーター活用
• 商用利用における著作権など、留意すべき注意点

このガイドで得た知識とテクニックを実践することで、あなたはMidjourneyを使いこなし、想像力を形にするクリエイティブな世界をさらに広げることができます。