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「ChatGPTは使ったことがあるけれど、Claudeって何が違うの?」「名前は聞くけれど、どうやって始めるのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

この記事では、Anthropic(アンスロピック)社のAI「Claude(クロード)」の始め方、基本の使い方、料金プラン、得意な作業、主な機能、ChatGPTとの使い分け、使う前に知っておきたい注意点までを、初心者向けにまとめます。内容は2026年10月28日時点の公式ページ・公式ヘルプをもとにしています。

ChatGPTについてはChatGPTの使い方完全ガイド、GoogleのGeminiの使い方でも解説しています。そもそも生成AIとは何かを知りたい人は生成AIとは?から読むと分かりやすいです。

Claudeとは?どんなAIか

Claudeは、Anthropic社が開発している対話型のAIです。文章で質問や依頼を送ると、人と話すように答えてくれます。日本語でそのまま使えます。

公式の製品ページでは、Claudeを「質問に答えるだけでなく、タスクを任せる相手」として紹介しています。トップには「Hand Claude a task, not just a question.(質問だけでなく、タスクを任せよう)」という言葉があり、資料のまとめ、下書きづくり、アイデアの整理などを例に挙げています。

公式のヘルプでは、簡単な質問から、複数のステップがあるプロジェクト、分析、文章づくり、コーディング(プログラム作成)、技術的な作業まで幅広く頼めると説明されています。

自宅のノートパソコンで作業する女性
Claudeはパソコンのブラウザやアプリからも、スマホからも使えます。(写真:Shixart1985 / CC BY 2.0)

Claudeの始め方(パソコン・スマホ)

公式ヘルプによると、Claudeは次の場所で使えます。

使う場所始め方
パソコンのブラウザclaude.aiを開く
パソコンのアプリClaude Desktop(MacとWindows)をダウンロードする
スマホのアプリiPhone(iOS)とAndroid向けのClaudeアプリをダウンロードする

公式サイトの上部には「Try Claude」のボタンがあります。ここから始めるのが分かりやすいでしょう。アカウントの登録方法の細かい手順は、画面の案内に従ってください。

一度アカウントを作ったら、パソコンでもスマホでも同じアカウントで使えます。まずはブラウザで試して、気に入ったらスマホのアプリも入れる、という順番がおすすめです。

使える地域

Claudeは、Anthropicが対応している国・地域でのみ使えます。公式ヘルプの対応国の一覧には日本も含まれています。

年齢の条件

Claudeのアカウントを作って使えるのは18歳以上です。公式ヘルプには「すべてのユーザーが18歳以上であることを求めます」という趣旨の記載があります。ChatGPTなどとは年齢の条件が違うので、中高生が使えるかどうかを知りたい場合は注意してください。

基本の画面と操作

  • 画面の入力欄に、聞きたいことや頼みたいことを書いて送信する
  • 入力欄の「+」ボタン、または「/」を入力すると、追加のメニューやコマンドが出る
  • 今使っているモデルは、入力欄の下(スマホでは画面の上部)に表示される。クリックすると別のモデルに切り替えられる
  • 返事の長さや考える深さを調整できる項目もある(画面に表示される場合)

公式ヘルプには、Claudeには「自然な話し言葉」で話しかけるよう書かれています。むずかしい書き方は必要ありません。

Claudeの料金プラン(Free・Pro・Max)

Claudeの料金ページ
Claudeの料金ページ(2026年10月28日に撮影。英語表示の画面です)。個人向けはFree・Pro・Maxの3つです。画像はClaude公式サイトより。

公式の料金ページ(個人向け)に載っているプランは、無料のFree、有料のProとMaxの3つです。金額はドル表記で、税別です。

プラン料金(公式の料金ページの表記)主な内容
Free$0(無料)Web・デスクトップ・モバイルでのチャット、Web検索・ファイル作成・コード実行、会話をまたぐメモリ、アプリやツールとの連携、アーティファクトの作成、Claude Design・Slides・Docs
Pro年払いの場合は月あたり$17(年$200を前払い)/月払いは$20Freeの内容に加えて、より多い利用量、タスクの引き継ぎとスケジュール、プロジェクト、より多くのClaudeモデル、Claude Code、Claude in Chrome、Microsoft 365との連携など
Max月$100からProの内容に加えて、Proの5倍または20倍の利用量、より大きい出力上限、新機能の先行利用、混雑時の優先利用など

料金ページには、利用量には上限があること、表示価格には税が含まれないこと、価格やプランは変更されることがある、と書かれています。日本円の金額や、申し込み画面での実際の請求額は、申し込み時の画面で確認してください。

どのプランを選ぶ?

  • まずはFree:無料でチャット・Web検索・アーティファクトなどが使えるので、最初はFreeで十分です
  • Pro:毎日のように使って、利用量の上限が気になってきたとき。プロジェクト機能や、より多くのモデルを使いたいとき
  • Max:1日中Claudeを使う人向け。Proの5倍または20倍の利用量が選べるプランです

なお、Proの月額が20ドル(米国)であることは、公式ヘルプのProプランの説明にも書かれています。地域によっては現地通貨での表示になります。

このほか、チーム向け(Team)や会社向け(Enterprise)、開発者向けのAPIもありますが、この記事では個人で使うプランに絞って紹介しています。

Claudeの得意な作業

公式の製品ページやヘルプの説明をもとに、Claudeに頼みやすい作業を整理します。

作業頼めることの例
文章を書く・直すメールや企画書の下書き、文章の言い換え、トーンの調整、アイデアを文章にまとめる
長い資料を読んで整理するWord・PDF・Excel・PowerPointなどのファイルを読み込ませて、要点を整理する、質問に答えてもらう
分析・調べものデータの整理、Web検索を使った最新情報のまとめ、情報の比較表づくり
コーディングプログラムの作成や修正、エラーの原因の説明。プロ向けにはClaude Codeというツールもあります
資料・成果物をつくる文書、スライド、デザイン、簡単なダッシュボードなどをアーティファクトとして作る

開発者向けの公式ドキュメントでは、現行のモデルは推論、コーディング、多言語、長い文章の扱い、画像の理解などで高い性能をねらったモデルと説明されています。ただし、どの作業が他のAIより得意かを断定できる公式の比較はありません。実際に同じ依頼を試して、自分に合うほうを選ぶのが確実です。

モデルの種類(2026年10月28日時点)

Claudeには、用途の違うモデルがあります。開発者向けの公式ドキュメント(モデル一覧)では、現行のモデルは次の4つと説明されています。

モデル名(公式表記)公式の説明(要約)
Claude Fable 5.1むずかしい推論や、長い時間かかる作業向け
Claude Opus 5.5長い時間かかるコーディングや、知識を使う仕事向け
Claude Sonnet 5.5速さと賢さのバランスがよいモデル
Claude Haiku 5.5大量の処理や、素早い応答が必要な作業向け

チャットアプリで、プランごとにどのモデルが選べるかは、アプリのモデル選択の画面に表示されます。料金ページには、Proは「より多くのClaudeモデル」が使えると書かれています。モデルは更新されていくため、最新の名前は公式サイトで確認してください。

覚えておくと便利なClaudeの主な機能

公式で確認できた、チャットで使える主な機能を紹介します。プランによって使える範囲が違うものもあります。

プロジェクト

プロジェクトは、チャット履歴・資料(ナレッジ)・指示をひとまとめにする作業スペースです。公式ヘルプによると、無料アカウントも含めて使え、無料では最大5つまで作れます。

たとえば「ブログ記事づくり」というプロジェクトに、文体のルールや過去の記事を入れておけば、毎回説明しなくても同じ前提で相談できます。有料プランでは、資料が多いときに容量を広げる仕組みも使えます。

アーティファクト

アーティファクトは、Claudeが作った文書・スライド・デザイン・小さな道具などを、会話の横の画面に表示する機能です。公式ヘルプによると、編集したり、あとで開き直したり、共有したりできます。

文書(Docs)はWordやPDFなどに、スライド(Slides)はPowerPointやPDFに書き出せます。Docs・Slides・Designのテンプレートは全プランで使えます。使うには、設定で「Cloud code execution and file creation」をオンにする必要があります。

ファイル・画像の読み込み

製品ページには、Word、PDF、Excel、PowerPoint、CSV、画像、コードなどのファイルを読めると書かれています。資料を渡して「この内容を3行でまとめて」「この表から売上の多い順に並べて」と頼めます。

Web検索

料金ページのFreeの欄に「Search the web(Webを検索する)」があります。最新の情報が必要なときに、Webを検索して答えてもらえます。製品ページには、出典を示すことや、実行の前に確認を求める設定が選べる、という説明もあります。

メモリと「Claudeへの指示」

過去の会話の内容を踏まえて答える「メモリ」や、いつも守ってほしい好みを書いておく指示の機能があります。Freeの欄にも「Memory across conversations(会話をまたぐメモリ)」と書かれています。

アプリ・ツールとの連携、音声など

製品ページには、使っているアプリとつなぐ「コネクタ」、音声での会話、ブラウザを操作する「Claude in Chrome」、Microsoft 365との連携などが紹介されています。初心者のうちは、ここまで使わなくても大丈夫です。まずはチャット、ファイルの読み込み、プロジェクトから試してみてください。

ClaudeとChatGPTの違い・使い分け

ChatGPTもClaudeも、文章づくり・要約・調べもの・プログラムの相談など、できることは大きく重なります。どちらが上かは、使う人の作業や好みで変わります。公式に確認できる違いと、使い分けの考え方をまとめます。

見るところClaude(Anthropic)ChatGPT(OpenAI)
提供元AnthropicOpenAI
個人向けのプラン名Free・Pro・MaxFree・Go・Plus・Pro(詳しくは各記事で解説)
無料で始められるかFreeプランあり(料金ページに「$0」)Freeプランあり
年齢の条件18歳以上(公式ヘルプ)13歳以上、18歳未満は保護者の許可(ChatGPTの記事を参照)
学習への利用をやめる設定「Help Improve our AI models」をオフ「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ

上の表は、公式ページで確認できた事実だけをまとめたものです。回答の質や得意不得意は、依頼の内容によって変わるので、表には入れていません。

使い分けの考え方(筆者のおすすめ)

ここからは公式の比較ではなく、初心者向けの使い分けの一例です。

  • まずは両方の無料プランを試す:同じ質問を両方に送って、答えの書き方や読みやすさを見比べます
  • 長い資料の読み込み・文章の下書き:Claudeのプロジェクトやアーティファクトを使うと、資料と指示をまとめて管理できます
  • 画像の作成や音声での会話を使いたい:ChatGPTにそうした機能が揃っていることが、公式の料金ページで確認できます(無料版は回数制限あり)
  • お金を払う前に:いつも使う作業で、どちらが手直しが少なく済むかを基準にします

どちらか一つに決める必要はありません。メールの下書きはClaude、画像づくりはChatGPT、のように作業ごとに使い分けている人もいます。Googleのサービスと一緒に使いたいなら、Geminiの使い方も参考になります。

Claudeを使うときの注意点

答えが間違っていることがある

どのAIも、もっともらしい間違いを答えることがあります。数字・日付・固有名詞・法律やお金のことは、必ず公式の情報で確かめましょう。Web検索を使った場合は、出典のページを開いて確認します。

入力内容をモデルの学習に使わせない設定

Claudeでは、設定の「プライバシー」に、AIモデルの改善に会話を使うかどうかを決める項目があります。公式のプライバシーセンターに書かれている手順は次のとおりです。

  • パソコン・ブラウザ:自分の名前をクリック →「Settings(設定)」→「Privacy(プライバシー)」→「Help Improve our AI models」をオフにする
  • スマホ:自分の名前をタップ →「Settings」→「Privacy」→ 同じ項目をオフにする

公式の説明では、オフにすると、これ以降の新しいチャットやコーディングのセッションは、今後のモデルの学習に使われません。すでに始まっている学習や、学習済みのモデルに入ったデータは取り除かれない、とも書かれています。画面の表記は更新されることがあるので、実際の画面で確認してください。

個人情報や会社の機密は入力しない

他人の個人情報や、社外に出してはいけない情報は、設定にかかわらず入力しないのが基本です。会社で使う場合は、社内の生成AIの利用ルールにも従いましょう。

18歳未満は使えない

先に書いたとおり、Claudeのアカウントは18歳以上が条件です。家族のアカウントを子どもに使わせることも避けましょう。

Claudeの活用例

  • 仕事:議事録の要約、メールの下書き、資料の構成づくり、長い契約書や報告書の要点整理
  • 勉強:分からない用語の解説、英文の添削、練習問題づくり
  • 副業:ブログ記事の構成づくり、SNS投稿の案出し、台本の下書き
  • プログラミング:コードの書き方の質問、エラーの原因の説明、簡単なツールづくり

AIをどんな用途にどう使い分けるか知りたい人は、用途別おすすめAIツール比較も参考にしてください。

Claudeをもっと使いこなしたい人へ

Claudeは自分で触って覚えることもできますが、プロンプト(AIへの指示文)の型や、仕事・副業での使い方を順番に学ぶと、上達が早くなります。生成AIの学び方は生成AIスクールおすすめ比較でも紹介しています。

月額3,980円(税込)で学べるシンプルAIアカデミーは、入会金0円・全19コース310レッスンの生成AIの学習サービスです。ChatGPT・Gemini・Claudeの基本からプロンプトの型まで、パソコンが苦手な人でも順番に学べます。

7日間の無料トライアルがあり、期間内に解約すれば料金はかかりません(申し込みにはクレジットカードの登録が必要で、無料期間のあとは月額3,980円(税込)で自動更新されます)。

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Claudeに関するよくある質問

Q:Claudeは無料で使えますか?

使えます。公式の料金ページにFreeプラン($0)があり、Web・デスクトップ・モバイルでのチャット、Web検索、ファイル作成、アーティファクトなどが含まれています。ただし利用量には上限があります。

Q:日本語で使えますか?

使えます。日本語で質問すれば日本語で答えてくれます。対応国の一覧にも日本が含まれています。

Q:スマホだけでも使えますか?

使えます。iOSとAndroid向けの公式アプリがあります。長い資料を読み込ませる作業や、アーティファクトの編集は、画面の広いパソコンのほうが快適です。

Q:ChatGPTとClaude、どちらを選べばいいですか?

どちらも無料で試せるので、普段の作業で同じ依頼を両方に送って比べるのが確実です。作業によって使い分ける人もいます。

まとめ:まずはFreeで、いつもの作業を頼んでみよう

  • Claudeはclaude.ai、デスクトップアプリ、スマホアプリで使える。個人向けはFree・Pro・Max
  • 無料のFreeでも、チャット・Web検索・アーティファクトなどが使える。有料のProは年払いで月$17、月払いで$20(公式の料金ページ)
  • 文章づくり、長い資料の整理、コーディングなどを任せやすい。プロジェクトで資料と指示をまとめられる
  • 利用は18歳以上。学習に使わせたくない場合は、設定の「Help Improve our AI models」をオフにする

まずは、今日の仕事のメール1通や、手元の資料1つの要約から、Claudeに手伝ってもらうところから始めてみてください。

※記事内の情報は2026年10月28日時点のAnthropic公式サイト(claude.com、claude.ai)、公式ヘルプ(support.claude.com、privacy.claude.com)、開発者向けドキュメント(platform.claude.com)の内容です。機能や料金は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※写真の出典:Shixart1985「Middle-aged businesswoman typing on laptop at home office」(Wikimedia Commons、CC BY 2.0)。