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「AIを使えば副業ができるらしいけど、具体的に何をすればいいのか分からない」「怪しい高額教材に引っかかるのは避けたい」と思っていませんか。

この記事では、AIを使った副業の仕事を10種類に整理し、必要なスキル・始めやすさ・注意点を表で比べます。そのうえで、始める手順、詐欺や高額商材への注意、会社員の副業ルール、確定申告の基本まで順番に解説します。国税庁・厚生労働省などの公式情報は2026年10月27日に確認したものです。

先にお伝えしておくと、AIを使えば誰でも簡単に稼げる、ということはありません。収入は仕事の種類や案件、かけられる時間によって大きく変わります。この記事では、確認できない金額は書かず、「案件ごとに異なる」としています。

自宅のノートパソコンで作業する女性
AI副業の多くは、パソコン1台と空き時間で始められます。(写真:Shixart1985 / CC BY 2.0)

AI副業とは?向いている人

AI副業とは、ChatGPTなどの生成AI(文章や画像、動画などをAIに作らせるサービス)を道具として使い、仕事を引き受けて報酬を得る副業のことです。AIが作業を速くしてくれるので、スキルの土台が小さくても始めやすいのが特徴です。

ただし、AIが作ったものをそのまま納品して通用するほど、仕事は甘くありません。依頼の意図をくみ取る、間違いを直す、読みやすく整える、といった部分は人の仕事として残ります。

  • パソコンやスマホの基本操作ができる
  • 毎週数時間でも、続けて作業する時間をとれる
  • 依頼主とのやりとり(連絡・納期の管理)を丁寧にできる
  • AIの答えを疑って、事実を自分で確かめる習慣がある

ChatGPTをまだ使ったことがない人は、先にChatGPTの使い方完全ガイドで基本の操作を覚えておくと、このあとの内容が分かりやすくなります。

AI副業でできる仕事10選【比較表】

代表的な10種類を、必要なスキルと始めやすさ、注意点で比べました。「始めやすさ」は、初心者がまず1件目の案件に挑戦するまでのハードルを、この記事の筆者が整理した目安です。報酬の額は案件ごとに異なるため、表には載せていません。

仕事主に必要なスキル始めやすさ主な注意点
1. AIを使ったライティング文章力、情報の調べ方◎ 始めやすい事実の誤りと、他の文章との類似に注意
2. SNS運用代行投稿の企画、各SNSの知識○炎上や誤情報。投稿前に依頼主の確認が必要
3. 画像制作(バナー・素材)デザインの基礎、画像生成AI△ 慣れが必要著作権・商用利用の条件の確認
4. 動画編集・ショート動画制作編集ソフトの操作、構成力△ 慣れが必要素材やAI生成物の商用利用の確認
5. 文字起こし・議事録聞き取り、要約力◎ 始めやすい機密情報の扱いと、固有名詞の間違い
6. 資料作成(スライド・表)構成力、Officeなどの操作○依頼主の資料の取り扱いに注意
7. 翻訳のチェック・編集語学力(読み書きできる言語)○ 語学力があればAI翻訳の誤訳を見抜く力が必要
8. AI導入のサポートAIツールの知識、説明力△ 実績づくりが先できないことを約束しない
9. ブログ・アフィリエイト継続力、記事作成、集客の知識○ ただし成果まで時間収入が出るまでの時間は人による。広告表記が必要
10. スキル販売(出品型)得意分野の整理、見せ方○出品の規約と、受けられる範囲の見極め

※表の内容は一般的な仕事の特徴をまとめたもので、報酬や成果を保証するものではありません。案件の内容によって難しさは変わります。

仕事ごとの特徴と、AIの使いどころ

1. AIを使ったライティング

企業のブログ記事、商品紹介文、メルマガなどを書く仕事です。クラウドソーシング(インターネットで仕事を依頼・受注できるサービス)でも、募集を探しやすい分野です。

AIの使いどころ:構成案づくり、下書き、言い換え、誤字のチェック。

注意点:AIは、もっともらしい間違いを書くことがあります。数字・日付・固有名詞は必ず公式の情報で確かめるのが基本です。依頼主がAIの利用を認めているかも、契約前に確認しましょう。

2. SNS運用代行

企業や店舗のSNSアカウントで、投稿の企画・作成・予約投稿などを代わりに行う仕事です。

AIの使いどころ:投稿案の出し方、キャプション(説明文)の下書き、ハッシュタグ候補の整理。

注意点:SNSごとに文化や規約が違います。AIの文章をそのまま投稿せず、依頼主のブランドに合うか確認してから出す流れを決めておくと安心です。

3. 画像制作(バナー・素材)

広告用のバナーやサムネイル、イラスト素材を作る仕事です。画像生成AIを使うと、アイデア出しと下書きが速くなります。

AIの使いどころ:画像のたたき台づくり、背景の差し替え、バリエーション出し。

注意点:AIで作った画像の商用利用の条件は、サービスごとに違います。使うツールの利用規約を読み、依頼主に伝えられる状態にしておくことが大切です。既存のキャラクターや作品に似せた画像は、権利の問題になるおそれがあります。

4. 動画編集・ショート動画制作

YouTubeやSNS向けの動画を編集する仕事です。需要は多い一方、編集ソフトの操作に慣れる時間が必要です。

AIの使いどころ:自動字幕、無音部分のカット、ノイズ除去、素材づくり。

注意点:AI機能の詳しい使い方は動画編集×AIの始め方にまとめています。素材や音楽は、商用利用できるかを確認してから使いましょう。

5. 文字起こし・議事録

会議や取材の音声を文字にして、読みやすく整える仕事です。AIの文字起こしで下書きを作り、人が直す流れが一般的です。

AIの使いどころ:音声の文字起こし、要点の整理、議事録の形への整形。

注意点:会議の内容は機密情報であることが多いため、依頼主の許可なくAIサービスに入力してはいけません。入力した内容がどう扱われるかは、ツールの設定と規約で確認しましょう。

6. 資料作成(スライド・表)

営業資料や社内の説明資料、表やグラフを作る仕事です。

AIの使いどころ:構成案の作成、文章の要約、表の項目の整理。

注意点:資料の中身は依頼主の情報です。扱いは守秘義務の約束に従い、終わったらデータを残さないなどのルールも確認しておきましょう。

7. 翻訳のチェック・編集

AI翻訳の結果を見直して、自然な文章に直す仕事です。語学力があれば、AIの下書きを活用して作業を速められます。

AIの使いどころ:翻訳の下書き、言い回しの比較、用語のそろえ方の確認。

注意点:AI翻訳は、意味を取り違えたり、訳が抜けたりすることがあります。専門用語や契約書のような文書は、責任をもって確認できる範囲だけ受けましょう。

8. AI導入のサポート

小さな会社や個人事業主に、ChatGPTなどの使い方を教えたり、業務のやり方を一緒に整えたりする仕事です。

AIの使いどころ:業務の洗い出し、プロンプト(AIへの指示文)のひな形づくり、マニュアル作成。

注意点:初心者がいきなり受けるには難しい仕事です。自分の仕事でAIを使いこなした実績を作ってから、できる範囲を決めて受けましょう。

9. ブログ・アフィリエイト

自分のブログを作り、記事を書いて、広告やサービス紹介で収入を得る方法です。依頼を受ける仕事とは違い、成果が出るまでに時間がかかることがあります。

AIの使いどころ:記事の構成案、下書き、タイトル案、見出しの整理。

注意点:収入が出るまでの期間や金額は人によってまったく違います。広告を載せる場合は、広告であることが分かるように書く必要があります。副業ジャンルの考え方は在宅副業でおすすめの業界も参考になります。

10. スキル販売(出品型)

自分のスキルを「サービス」として出品し、購入された分だけ作業する形の副業です。たとえばココナラでは、サービスを出品する形式と、依頼内容に応募する「お仕事」の形式があり、カテゴリには「生成AI活用・開発・制作」や「ライティング・翻訳」「動画編集・映像制作」などが並んでいます(公式サイトより)。

AIの使いどころ:見本づくり、説明文の下書き、納品物のたたき台。

注意点:手数料や出品のルールはサービスごとに違います。始める前に、各サイトの公式ページで手数料と規約を確認してください。

AI副業を始める5ステップ

やることは、どの仕事でも大きく同じです。次の順番で進めると、遠回りが少なくなります。

ステップやることポイント
1. スキルを身につけるAIツールの基本と、選んだ仕事の基礎を学ぶ最初は1つの仕事に絞る
2. 作品(実績)を作る見本の記事・画像・動画などを3〜5本作る依頼主に見せられる形にする
3. 案件を探すクラウドソーシングや出品サイトに登録する募集の条件と規約を読む
4. 提案する自己紹介と作品、できる範囲を伝える相手の依頼内容に合わせて書く
5. 納品する納期を守り、確認してから納める連絡はこまめに、AI利用は事前に確認

ステップ1:スキルを身につける

まずは使いたいAIツールの基本と、選んだ仕事の基礎を学びます。独学でも始められますが、学ぶ順番が決まっていると、遠回りが減ります。スクールを検討する人は、生成AIスクールおすすめ比較で選び方を紹介しています。

ステップ2:作品(実績)を作る

実績のない状態では、依頼主はあなたに任せてよいか判断できません。そこで、自分で課題を決めて、見本を作ります。たとえばライティングなら、自分の好きな商品の紹介記事を数本書くところからで十分です。

作品には、「どんな依頼を想定したか」「AIをどう使ったか」「自分で何を直したか」を短く添えると、信頼されやすくなります。

ステップ3:案件を探す

初心者は、クラウドソーシングやスキル販売のサイトで探すのが一般的です。代表的なサイトにクラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどがあります。

各サイトの利用規約と、AI生成物の扱いのルールは、登録後に必ず公式のページで確認してください。今回、各サイトのAI利用ルールと手数料は公式ページで確認できなかったため、この記事では内容を書いていません。サイトや依頼主によっては、生成AIの利用に条件がある場合もあります。

ステップ4:提案する

応募文は、テンプレートをそのまま送るのではなく、依頼文を読んで相手の困りごとに答える形で書きます。経験が少ないことは正直に書いたうえで、作品と、守れる納期・連絡頻度を具体的に伝えましょう。

応募文の型

①依頼内容をどう理解したか(1〜2文)
②できること・作品(URLなど)
③AIの使い方と、確認の方法(誤りのチェックなど)
④納期と連絡のしかた

ステップ5:納品する

納品前には、事実関係・誤字・指示との違いを必ず確認します。AIを使った箇所がある場合は、契約時に決めたルールに従って伝えましょう。うまくいったら、実績として掲載してよいか依頼主に聞いておくと、次の案件につながります。

詐欺・高額商材に注意

AI副業は注目されているぶん、人をだまそうとする勧誘も目立ちます。次のような特徴のある話には、近づかないようにしましょう。

  • 「誰でも簡単に」「何もしなくても稼げる」「必ず儲かる」といった言い切り
  • 最初に高額な教材・ツール・コンサルの購入を求められる
  • SNSのダイレクトメッセージなどから、突然LINEなどへ誘導される
  • 実績や収入の証拠が、スクリーンショットだけで確認できない
  • 「今日中に申し込めば割引」と、急がせる

仕事を受けるのにお金が先に必要な副業は、慎重に判断しましょう。判断に迷うときは、契約する前に一度家族や詳しい人に相談し、消費生活センターなど公的な相談窓口も使えます。

スクールや講座を選ぶ場合も、料金・解約の条件・何が学べるか・サポートの範囲を、公式サイトで比べてから決めましょう。「必ず稼げる」とうたう講座は避けるのが無難です。

会社員が副業するときのルール

まず就業規則を確認する

会社員が副業をするときは、最初に会社の就業規則(副業・兼業のルール)を確認します。厚生労働省は、副業・兼業を原則として認める方向を示しており、モデル就業規則も、従来の許可制から届出制に改められています(厚生労働省「副業・兼業と労働条件」より)。

会社が副業を制限できるのは、次の4つの場合に限られるとされています。

  • 労務提供上の支障がある場合(本業に差し支える)
  • 企業秘密が漏れるおそれがある場合
  • 競業(同じ業種で本業の利益を損なうこと)にあたる場合
  • 会社の名誉や信用を損なう行為、信頼関係を壊す行為がある場合

ただし、実際の就業規則は会社ごとに違います。副業を認めていない会社や、届出・許可が必要な会社もあるため、自分の会社の規則を読み、必要な手続きをしましょう。

本業に影響を出さない

雇われる形(アルバイトなど)で副業をする場合は、労働時間が本業と通算されます。業務委託(フリーランスとして仕事を受ける形)の場合は扱いが違いますが、いずれも本業との両立で健康を損なわないよう、自分で業務量を管理することが求められます。

また、本業で知った機密情報や、本業の資料を副業に使ってはいけません。AIに入力する情報にも注意が必要です。

副業の税金と確定申告

副業で収入が出たら、税金の手続きが必要になることがあります。会社員の場合の基本を、国税庁の「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」から整理します(国税庁のページ)。

所得税:20万円ルール

給与を1か所から受けていて、その全額が源泉徴収されている人は、給与や退職の所得以外の所得の合計が20万円以下なら、原則として確定申告は不要です。20万円を超える場合は、申告が必要になります。ここでいう20万円は、収入ではなく「所得」(収入から必要経費を引いた金額)で判断します。

条件所得税の確定申告
給与1か所のみで、副業などの所得の合計が20万円以下原則不要
副業などの所得の合計が20万円を超える必要
給与の年間収入が2,000万円を超える必要
給与が2か所以上ある年末調整されなかった給与と各種所得の合計が20万円を超えると必要

なお、医療費控除やふるさと納税の寄附金控除など、還付を受けるために確定申告をする場合は別です。その場合は、副業の所得も合わせて申告します。

国税庁の案内では、動画配信やアフィリエイトなどの収入は、原則として事業所得または雑所得(業務)として申告が必要とされています。原稿料なども、事業所得に当たる場合を除き、雑所得(業務)です(国税庁「申告漏れにご注意」より)。

住民税の扱いは自治体に確認

所得税の「20万円以下は申告不要」は、所得税の話です。住民税の申告の要否や、納め方(会社の給与から引かれる方法か、自分で納める方法か)は、国税庁の上記のページには書かれておらず、今回は公式の情報で確認できませんでした。

住民税の扱いは、お住まいの市区町村の窓口や公式サイトで確認してください。「20万円以下だから何もしなくてよい」と決めつけないことが大切です。

申告の具体的な進め方は確定申告ガイドで、請負で仕事を受けるときに知っておきたい制度はインボイス制度の解説で詳しく説明しています。迷う場合は、税務署や税理士に相談しましょう。

AI副業を学べる場所:シンプルAIアカデミー

独学で始めるのが不安な人は、学ぶ順番が決まっているスクールを使う方法もあります。選び方に迷う人は、先に比較記事を見て、料金や学べる内容を整理しておくと安心です。

シンプルAIアカデミー(simple-ai.jp)は、月額3,980円(税込)で学べるオンラインのAIスクールです。公式サイトでは、入会金0円、いつでも解約できること、7日間の無料トライアル(要クレジットカード登録、期間内の解約なら0円)があること、全19コース・310レッスンが学び放題であることが案内されています(2026年10月27日時点)。

副業向けのコースとしては、公式サイトに次のようなものが載っています。

  • AIテキストコンテンツ・AIマンガ・YouTube副業
  • 画像生成AI・動画生成AI・音楽生成AI
  • 逆算AI副業講座・案件獲得講座

作品づくりのあとに、案件獲得の講座で提案のしかたまで学べるのは、初心者には続けやすい流れです。ただし、受講したから稼げるとは限りません。収入は、案件の内容や取り組み方によって変わります。まずは無料プランで内容を見てから決めましょう。

シンプルAIアカデミーを7日間無料で試す

AI副業に関するよくある質問

Q:AI副業は初心者でも本当にできますか?

始めること自体は、初心者でもできます。ただし、収入が出るまでの期間や金額は人によって違い、確実に稼げるとは言えません。まずは小さな案件で、経験を積むところから始めましょう。

Q:いくらくらい稼げますか?

仕事の種類・案件・かけられる時間で大きく変わるため、一律の金額は言えません。この記事では、公式ページで確認できた数字だけを載せています。募集ページで、報酬の形式(固定報酬か時間単価か)を確認して判断してください。

Q:AIで作ったものを納品しても大丈夫ですか?

依頼主やサイトのルールで、AIの利用を認めているかどうかは違います。契約前に、AIを使うことと、その範囲を伝えて確認しておくと、トラブルを防げます。著作権や商用利用の条件も、使うツールの規約で確認しましょう。

Q:会社に副業を知られたくないのですが?

まず、会社の就業規則で副業が認められているかを確認してください。禁止されている場合や届出が必要な場合は、ルールに従うのが基本です。住民税の納め方などで会社に伝わる可能性があるかは、市区町村の窓口で確認しましょう。

まとめ:1つの仕事に絞って、小さく始めよう

  • AI副業は、ライティング・SNS運用・画像・動画・議事録など10種類ほど。まず1つに絞る
  • 「スキル→作品→案件探し→提案→納品」の順で進める
  • 「誰でも簡単に稼げる」「先に高額な支払い」は詐欺・高額商材を疑う
  • 会社員は就業規則を確認。所得税は副業の所得20万円超で申告が必要、住民税は自治体に確認
  • AIの内容は必ず自分で確認し、機密情報は入れない

最初の1件を取るまでが、いちばん大変な部分です。今日は、気になる仕事を1つ選んで、見本を1本作ってみてください。

※記事内の情報は2026年10月27日時点の、国税庁・厚生労働省・各サービスの公式サイトの内容です。制度や料金は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。税金や労務の判断は、税務署・税理士・社会保険労務士などの専門家にご相談ください。
※収入を保証するものではありません。各クラウドソーシングサイトの手数料・AI利用ルールは、公式ページで確認できなかったため記載していません。
※写真の出典:Shixart1985「Middle-aged businesswoman typing on laptop at home office」(Wikimedia Commons、CC BY 2.0)。