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動画編集を始めようとパソコンを探すと、必ずぶつかるのが「MacとWindows、どっちがいいのか」という悩みです。「動画編集ならMac」というイメージを持つ人も多いですが、実際には、主な動画編集ソフトのほとんどはMacでもWindowsでも使えます。
では、どちらを選んでも同じかというと、そうではありません。使いたいソフト、予算、持ち運ぶかどうか、あとから性能を上げたいかによって、向いているOSは変わります。「どちらが優れているか」ではなく、「自分の使い方にはどちらが合うか」で選ぶのが正解です。
この記事では、動画編集でMacとWindowsを選ぶときの違いを、ソフト・費用・性能・使いやすさの観点から比較し、それぞれのおすすめ機種を紹介します。
結論:ソフトが決まっていればそれに合わせ、迷ったら普段のOSで
| こんな人は | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| Final Cut Proを使いたい | Mac | Final Cut ProはMac専用で、Windows版はない |
| 予算を抑えて高い性能がほしい | Windows | 同じ予算で高いCPU・GPUを選びやすい |
| 持ち運んで長時間作業したい | Mac | 軽くてバッテリーが長持ちするノートを選びやすい |
| あとから性能を上げたい | Windows(デスクトップ) | メモリ・SSD・GPUを後から交換しやすい |
| 3Dや一部のプラグインも使いたい | Windows | NVIDIAのGPU向けのソフト・プラグインが多い |
| Premiere Pro・DaVinci Resolveを使う | どちらでも | 両方のOSに対応。普段使っているOSで選ぶのが基本 |
スクールに通う予定がある人は、教材がどちらのOSを前提にしているかも確認しておきましょう。操作の説明がMac前提かWindows前提かで、学びやすさが変わることがあります。
動画編集ソフトの対応OS
| ソフト | Mac | Windows | 費用 |
|---|---|---|---|
| Premiere Pro | ○ | ○ | Adobeのサブスクリプション |
| After Effects | ○ | ○ | Adobeのサブスクリプション |
| DaVinci Resolve | ○ | ○ | 無料版あり(有料版はStudio) |
| Final Cut Pro | ○ | × | 買い切り50,000円、またはApple Creator Studio(月額1,780円〜) |
| CapCut(PC版) | ○ | ○ | 無料で始められる(有料プランあり) |
Final Cut Proは、Apple公式サイトによると買い切り版50,000円(税込)で購入できるほか、Final Cut ProなどのアプリをまとめたApple Creator Studio(月額1,780円または年間17,800円、30日間の無料体験あり)でも使えます(2026年10月時点)。
Premiere ProやDaVinci Resolveは、MacでもWindowsでも基本的な機能は同じです。プロジェクトファイルも両方のOSで開けるため、途中でOSを乗り換えることもできます。
費用で比較:同じ予算で買えるMacとWindows
2026年10月6日時点の公式価格で、同じくらいの予算で買えるMacとWindowsを比べると、次のようになります。
| 予算 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 15万円前後 | Mac mini(M6・16GB/256GB)149,800円 ※モニター別 | ASUS Vivobook 16(Core Ultra 5・16GB/512GB)149,800円 |
| 22万〜23万円 | MacBook Air 13インチ(M5・16GB/512GB)224,800円 | THIRDWAVE AD-R7A57A(Ryzen 7・RTX 5070・16GB/500GB)229,980円 ※モニター別 |
| 34万円前後 | MacBook Pro 14インチ(M5)339,800円〜 | GALLERIA XSC7A-R56-CW(Core Ultra 7・RTX 5060・32GB/1TB)342,980円 ※モニター別 |
| 43万〜44万円 | MacBook Pro 14インチ(M5 Pro・24GB/1TB)429,800円〜 | DAIV S5-I7G60SR-A(ノート・RTX 5060・32GB/1TB)439,800円 |
同じ予算なら、Windowsは専用GPUやメモリ32GBを選びやすく、Macは画面付きのノートで軽さとバッテリーの持ちを選びやすいという違いがあります。「性能あたりの価格」ならWindows、「持ち運びやすさと完成度」ならMacと考えると分かりやすいでしょう。
性能・使いやすさで比較
メモリの仕組みが違う
MacのAppleシリコンはユニファイドメモリという方式で、CPUとGPUが同じメモリを共有します。一方、多くのWindowsパソコンは、メインメモリとGPU専用のメモリ(VRAM)が分かれています。そのため、Macの「16GB」とWindowsの「メモリ16GB+GPUメモリ8GB」を数字だけで比べることはできません。
あとから性能を上げられるか
Macは購入後にメモリやストレージを増やせません。Windowsのデスクトップなら、メモリやSSD、GPUを後から交換できる機種が多くあります。長く使うつもりなら、Macは最初から余裕のある構成を、Windowsは後から増やせる機種を選ぶのがポイントです。
持ち運びとバッテリー
MacBook AirやMacBook Proは、バッテリーでも性能を保ちやすく、長時間の作業がしやすいのが強みです。専用GPU付きのWindowsノートは高性能な反面、重くて電源につないで使う前提の機種が多くなります。
ソフト・プラグインの選択肢
3DソフトやAIを使うツールの中には、NVIDIAのGPUで動かすことを前提にしたものもあります。After Effectsで3Dや一部のプラグインを本格的に使いたいなら、Windowsのほうが選択肢が広くなります。
学びチョイス編集部のワンポイント
迷ったら、いま普段使っているOSを選ぶのがいちばん失敗しません。ファイルの管理やショートカットキーなど、動画編集以外の操作を覚え直す必要がないので、編集の学習に集中できます。スマホがiPhoneならMac、仕事でWindowsを使っているならWindows、というように、毎日の環境に合わせて考えるのも一つの方法です。
用途別:MacとWindows、どちらが向いている?
| 使い方 | 向いているOS | おすすめの構成 |
|---|---|---|
| スクールで学習・フルHD編集 | どちらでも | メモリ16GB、SSD 512GB以上 |
| カフェや外出先で作業 | Mac | MacBook Air・MacBook Pro |
| 自宅で副業・4K編集 | Windows | メモリ32GB・専用GPUのデスクトップ |
| After Effects・3D | Windows(MacならMacBook Pro) | メモリ32GB以上、上位のGPU |
MacとWindowsのおすすめパソコン6選
価格・仕様の確認日:2026年10月6日。表示価格は各メーカー公式サイトの税込価格です。構成変更、送料、モニターなどの周辺機器、ソフト代は含みません。価格・在庫・セール期間は変わるため、注文前に販売ページで確認してください。
Amazonへのリンクは商品名による検索結果です。同じ型番・構成の出品があるかは確認していません。本記事の価格はメーカー公式価格で、Amazonの価格ではありません。
【Mac|安く始める】Mac mini(M6)

おすすめポイント
- 149,800円から買える、いちばん手ごろなMac
- 最新のM6チップでフルHD編集は快適
- 手持ちのモニターやキーボードを使える
モニターなどを持っている人が、手ごろにMacで動画編集を始められるデスクトップです。基本構成のSSDは256GBなので、素材の保存用に外付けSSDを用意するか、SSD 512GBの構成(185,800円)を選びましょう。
| チップ | Apple M6(12コアCPU・12コアGPU) |
|---|---|
| メモリ | 16GB ユニファイドメモリ |
| ストレージ | SSD 256GB |
| モニター | 別売り |
| 上位構成 | 16GB/512GB:185,800円、24GB/512GB:221,800円 |
| 価格(税込) | 149,800円〜 |
構成・価格を確認する:Apple公式サイト
【Mac|学習と持ち運び】MacBook Air 13インチ(M5)

おすすめポイント
- M5チップで、フルHDのカット・テロップ編集は快適
- 軽くてバッテリーが長持ち
- 画面・キーボード付きで買ってすぐ使える
動画編集の学習を始める人に、いちばん選ばれやすいMacです。4K素材やAfter Effectsまで使うなら、注文時にメモリを増やした構成やMacBook Proも比べておきましょう。
| チップ | Apple M5(10コアCPU・8コアGPU) |
|---|---|
| メモリ | 16GB ユニファイドメモリ |
| ストレージ | SSD 512GB |
| 画面 | 13.6インチ |
| 価格(税込) | 224,800円〜 |
構成・価格を確認する:Apple公式サイト
AmazonでMacBook Air 13インチ(M5)を探す(広告)
【Mac|4K編集まで本格的に】MacBook Pro 14インチ(M5 Pro)

おすすめポイント
- M5 Pro(15コアCPU・16コアGPU)で4K編集も快適
- 標準で24GBのメモリと1TBのSSD
- ファン内蔵で重い処理を続けても性能を保ちやすい
Macで4K編集やAfter Effectsまで本格的に使いたい人向けの1台です。フルHD中心なら、同じ14インチのM5モデル(339,800円〜)も選択肢になります。
| チップ | Apple M5 Pro(15コアCPU・16コアGPU) |
|---|---|
| メモリ | 24GB ユニファイドメモリ |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 画面 | 14.2インチ |
| 価格(税込) | 429,800円〜 |
構成・価格を確認する:Apple公式サイト
AmazonでMacBook Pro 14インチ(M5 Pro)を探す(広告)
【Windows|高い性能を安く】THIRDWAVE AD-R7A57A-09B

おすすめポイント
- Ryzen 7 7700+GeForce RTX 5070で229,980円
- GPUメモリ12GBで4Kのエフェクトにも余裕
- 注文時にメモリを増やせる
MacBook Airとほぼ同じ価格で、専用GPU付きの高性能なデスクトップが手に入ります。標準のメモリは16GBなので、副業で使うなら注文時に32GBに増やすのがおすすめです。モニターは別に用意する必要があります。
| CPU | AMD Ryzen 7 7700(8コア16スレッド) |
|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| ストレージ | SSD 500GB(NVMe Gen4) |
| モニター | 別売り |
| 価格(税込) | 229,980円 |
構成・価格を確認する:ドスパラ公式サイト
AmazonでTHIRDWAVE AD-R7A57A-09Bを探す(広告)
【Windows|4Kまで構成そのままで】GALLERIA XSC7A-R56-CW

おすすめポイント
- メモリ32GB・GPUメモリ8GB・SSD 1TBを標準で搭載
- Adobeが4K編集に推奨する条件をカスタマイズなしで満たす
- Core Ultra 7 265Fで書き出しにも余裕
パソコンのカスタマイズに自信がない人でも、選んだ構成のままで4K編集まで対応しやすいデスクトップです。送料(全国一律3,300円)とモニター代は別にかかります。
| CPU | Intel Core Ultra 7 265F |
|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5060 8GB |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| ストレージ | SSD 1TB(NVMe Gen4) |
| モニター | 別売り |
| 価格(税込) | 342,980円 |
構成・価格を確認する:ドスパラ公式サイト
AmazonでGALLERIA XSC7A-R56-CWを探す(広告)
【Windows|持ち運べる本格ノート】DAIV S5-I7G60SR-A

おすすめポイント
- ノートでもメモリ32GB・SSD 1TB・専用GPU
- 縦に広い15.3型・16:10の画面
- リフレッシュレート180Hzで画面の動きがなめらか
Windowsで、場所を変えながら本格的に編集したい人向けのクリエイターノートです。重さは約1.92kgなので、持ち歩く頻度も考えて選びましょう。
| CPU | Intel Core Ultra 7 155H |
|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5060 Laptop GPU |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 画面・重さ | 15.3型(16:10・180Hz)、約1.92kg |
| 価格(税込) | 439,800円(確認時のセール価格389,800円) |
構成・価格を確認する:マウスコンピューター公式サイト
AmazonでDAIV S5-I7G60SR-Aを探す(広告)
おすすめ6機種の比較表
| 機種 | タイプ | CPU | GPU | メモリ/SSD | 価格(税込) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mac mini(M6) | デスクトップ | M6(12コアCPU) | 12コアGPU | 16GB/256GB | 149,800円〜 | 安くMacで始めたい人(モニター別) |
| MacBook Air 13インチ(M5) | ノート | M5(10コアCPU) | 8コアGPU | 16GB/512GB | 224,800円〜 | Macで学習と持ち運びを両立したい人 |
| MacBook Pro 14インチ(M5 Pro) | ノート | M5 Pro(15コアCPU) | 16コアGPU | 24GB/1TB | 429,800円〜 | Macで4K編集まで本格的にやりたい人 |
| THIRDWAVE AD-R7A57A-09B | デスクトップ | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 16GB/500GB | 229,980円 | Windowsで高い性能を安く手に入れたい人 |
| GALLERIA XSC7A-R56-CW | デスクトップ | Core Ultra 7 265F | RTX 5060 8GB | 32GB/1TB | 342,980円 | Windowsで4K編集まで構成そのままで |
| DAIV S5-I7G60SR-A | ノート | Core Ultra 7 155H | RTX 5060 Laptop | 32GB/1TB | 439,800円 | Windowsノートで本格的に編集したい人 |
※価格は2026年10月6日時点の公式サイトの価格です。Mac mini・THIRDWAVE・GALLERIAはモニターなどが別売りです。Macの「GPU」はチップに内蔵されたGPUのコア数で、NVIDIAのGPUと数字だけで比べることはできません。
OSを決めたら、学ぶソフトも決めておこう
MacでもWindowsでも、仕事で最もよく使われる編集ソフトはPremiere Proです。副業で動画編集の仕事を受けたいなら、OSに関係なくPremiere Proを学んでおくと、受けられる案件の幅が広がります。
オンラインの動画編集スクールSTUDIO USでは、MacでもWindowsでも、Premiere Proでの編集の基礎から案件の取り方まで学べます。動画クリエイター総合コースは国の補助金・給付金の対象にもなっているため、条件を満たせば受講料の負担を大きく減らせます。
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MacとWindowsに関するよくある質問
Q:Premiere ProはMacとWindowsで機能が違いますか?
基本的な機能に大きな違いはありません。パソコンの部品やドライバーによって、書き出しの速さなどに差が出ることはありますが、OSによって使える機能が大きく制限されることは基本的にありません。
Q:Windowsで動画編集をするならゲーミングPCがいいですか?
「ゲーミングPC」という名前にこだわる必要はありません。専用GPU・メモリ・SSDが動画編集に必要な条件を満たしているかで判断しましょう。結果的に、ゲーミング向けの機種が候補に入ることもあります。
Q:途中でMacからWindows(またはその逆)に乗り換えられますか?
Premiere ProやDaVinci Resolveは、両方のOSでプロジェクトを開けるので乗り換えはできます。ただしFinal Cut ProのプロジェクトはWindowsでは開けないため、Final Cut Proを使い続ける予定があるかは事前に考えておきましょう。
Q:iPadで動画編集はできますか?
iPad版のFinal Cut ProやCapCutなどで、簡単な編集はできます。ただ、仕事で使われるPremiere Proのパソコン版と同じことはできないため、副業を目指すならパソコンを用意するのがおすすめです。
まとめ:使いたいソフトと使い方で決めよう
MacとWindowsのどちらがいいかは、使いたいソフト・予算・持ち運ぶかどうかで決まります。Final Cut Proを使いたいならMac、予算を抑えて高い性能がほしいならWindows、Premiere Proを使うならどちらでも問題ありません。迷ったら、普段使っているOSを選ぶのがいちばん失敗しません。
具体的な機種をさらに比べたい人は、動画編集におすすめのパソコン、Premiere Proにおすすめのパソコン、After Effectsにおすすめのパソコンもあわせてご覧ください。